カードローンの「追加返済」と「追加借入」

カードローン利用前に知っておきたい「実質年率」と「返済方式」につきましては、他ページで解説しました。このページでは、利用時に考えられる「追加返済」と「追加借入」につきまして、解説いたします。

追加返済につきまして

カードローン返済にあたり、契約時に決まった約定返済日以外に、追加返済が可能なカードローンサービス会社があります。追加返済で元金を減らせば、支払利息と共に、トータルの返済額も抑えることができます。

それでは毎月の約定日以外に追加返済を行った場合、金利計算と次回の返済日はどうなるでしょうか。

数社を調査しました結果、多くのカードローンサービス会社が下記の「A社」「B社」のパターンになることがわかりました。(毎月の約定返済期日が5日、追加返済した日を20日とした場合を例に挙げます。)

A社の場合、指定の約定返済期日前に追加返済しますと、次回の約定返済期日は繰越しとなります。(上図のように、毎月約定返済期日が5日で、その月の20日に追加返済した場合、次回の約定返済期日は翌々月の5日となります。)つまり、追加返済日の翌々月に返済した際の支払利息は45日分(追加返済をした当月とその翌月が共に30日であった場合)になります。

一方、B社の場合は、追加返済日に関係なく、約定返済期日は通常どおり、毎月発生します。支払利息も抑えることができますが、追加返済した月は資金にゆとりが必要です。

借入れようとするカードローンサービス会社が追加返済可能か(当サイトで確認ができた追加返済可能なカードローンは比較ページ「追加返済可カードローン」に掲載しています)、また、その際の約定返済期日はどうなるかは、各社に事前確認するようにしてください。

追加借入につきまして

通常、カードローンでは、契約した利用限度額の範囲内であれば、何度でも追加借入が可能です。(但し、過去に滞納がある場合、追加借入ができない場合があります。)

上図のように契約したカードローンの利用限度額が「50万円」だとします。初回に利用限度額いっぱいの50万円を借入れた場合でも、返済が進めば、「(利用限度額)50万円」-「返済後残高」の範囲内で追加借入が可能です。

それでは、追加借入の支払利息はどのように計算されるでしょうか。

追加借入の利息計算

返済日が毎月末日、返済後残高が30万円、実質年率12%の状況で、15日に5万円を追加借入れした場合を例に挙げます。

上図のように、支払利息は返済後残高(借入残高)に対して、日割りで計算されますので、追加借入れした15日を分岐点として計算します。

1日~15日までの支払利息=(借入残高)300,000円×12%÷365日×15日=1,479円

16日~31日までの支払利息=(借入残高)350,000円×12%÷365日×16日=1,841円

よってこの月の支払利息は「1,479円+1,841円=3,320円」となります。